
管理人

最新記事 by 管理人 (全て見る)
- 【2020年版】個人事業主がエージェントを利用した方が良い理由とおすすめのエージェント8選! - 2020年11月29日
- 【会計ソフト freee】フリーランスの為の青色申告 - 2018年9月27日
- フリーランスのための面接のテクニック - 2018年9月19日
「ふるさと納税 」というお得な仕組みをご存知でしょうか?一度名前は聞いたことがあるけれど、具体的な仕組みはよくわからないという方が多いかと思うのですが、確定申告を行うフリーランスは出来るだけ利用した方がいいとてもお得な制度なのです。
今回は、ふるさとの納税の仕組みや利用する際の流れについて説明していきたいと思います。
目次
ふるさと納税とは?
ふるさと納税は、実質負担金2,000円で魅力的な返礼品(日本全国各地の特産品など)がもらえるお得な制度です。
税金は自分の住んでいる自治体に収めるのが基本ですが、ふるさと納税は自分で好きな地域を選んでお金を寄付(納税)できるようになっており、お金を寄付(納税)するとその見返りとして各自治体から返礼品がもらえる仕組みになっています。
例えば東京都在住の人が、3万円をふるさと納税で北海道に寄付(納税)した場合、翌年の住民税や所得税から2万8000円が控除され、寄付(納税)した北海道の自治体からカニなどの返礼品が送られてくることになります。今回の場合は、寄付額(納税額)が3万円で控除額は2万8000円なので、実質負担は2,000円となるわけです。
シンプルにまとめると、ふるさと納税は「自分の好きな自治体にお金を寄付して、結果2,000円でその何倍も豪華な品物をゲットできる制度」ということになります。
どんな返礼品がもらえるの?

ふるさと納税でもらえる返礼品は各自治体によっても様々ですが、上の写真のようなお肉・魚介類・果物・お米などの食べ物が特に人気となっています。自治体によっては、サントリーのプレモルのビールや旅行宿泊券などを用意している自治体もあったりします。
ふるさと納税をする上での注意点
ふるさと納税を行う際は、自分の控除対象額について事前に把握しておく必要があります。
控除される金額には上限がある
先ほど上で、ふるさと納税は実質負担金2,000円で、豪華な返礼品がもらえるお得な制度と説明しましたが、場合によっては負担金が2,000円より増えることもあります。
というのも控除される金額には上限が設定されており、年収や家族構成などによって限度額は変化する仕組みになっているのです。

こちらは総務省が作成した、自己負担金額の2,000円を除いた金額が全額控除されるふるさと納税額の目安をまとめた表になります。
この表をもとにすると、給与収入が300万円で独身もしくは共働きの方の場合は、全額控除される納税額は2万8,000円となるため、仮に3万円分の寄付を行なった場合の実質負担金は4,000円になります。[ 自己負担金:2,000円 + ( 3万円 – 2万8,000円 ) = 4,000 円 ]
通常、所得税や住民税は確定申告をした後に支払う事になっていますが、ふるさと納税をする場合は確定申告のタイミングよりも前に自治体にお金を支払うことになるので、税金を前払いすることになります。控除の上限額をしっかり把握しておかないと、自己負担金額の2,000円を超えてより多くお金を支払ってしまう可能性もあるため、注意しましょう。
ふるさと納税を行う際の流れについて
ふるさと納税を行う際の流れは、大きく次の3つに分けることができます。
Step1:返礼品を選び申し込みを行う
まずはどんな返礼品があるのかチェックしましょう。ふるさと納税の返礼品を探す際は、さとふる、ふるなび、ふるさとチョイスなどのポータルサイトを利用して探します。自治体によってはクレジットカードでの支払いに対応しているところもあり、その場合は申し込みをした段階で寄付(納税)が完了することになります。
申し込みを行うと、返礼品と一緒にふるさと納税を行なった証拠となる「寄附金受領証明書」が届きます。この証明書は確定申告を行う際に必要となる大切なものなので、失くしてしまわないように大切に保管しておきましょう。
ちなみに返礼品が届くタイミングは各自治体によっても異なっており、ものによっては2ヶ月以上時間が必要になるものもあるため、申し込みを行う際に忘れずに確認するようにしましょう。
Step2:確定申告を行う
控除を受けるためにいつも通り確定申告を行いましょう。確定申告を行う際に自治体から届いた「寄附金受領証明書」を添付するか、寄付金控除の「都道府県、市町村に対する寄附金」の項目に金額を入力します。
Step3:税額の調整完了
おさめる税金の一部が控除され、実質負担金2,000円で返礼品がゲットできる事になります。
まとめ
確定申告をする際に自治体から送られてきた証明書を添付するだけでふるさと納税が利用できるので、フリーランスとして仕事をされている方にとっては特に手間をかけずにお得な体験ができる、ありがたい制度といえます。自分の生まれ育った故郷に寄付を行うこともできますので、興味を持った方はチェックしてみてください。

理想のクライアントの探し方とは?

管理人

最新記事 by 管理人 (全て見る)
- 【成功術】未経験からフリーランス転身の実話 - 2019年5月6日
- フリーランスエンジニアで働くためのスキル一覧 - 2018年11月24日
- フリーランスのエージェントを使ったときの手数料は? - 2018年11月22日
ITエンジニアが初めてフリーランスに転身する際、実はエージェントを活用するのが一般的です。私も今でも利用しています。
その理由は、始めのうちはクライアント様との契約が大変難しいからです。自ら営業する必要があり、契約書関連を全て1人で行っていかなければならず時間と手間がかかってしまうからです。費用対効果を考えた時にエージェントを利用した方が効率が良いです。
また、万が一見つけられたとしてもそれが適切な単価であるかどうかの判断が難しいのと、単価交渉も最初はハードルが高めです。
エージェント経由で探すメリットとしては、スキルシートの書き方から面接の指導、クライアント様の紹介から面談設置まで行ってくれます。また働き始めた後も労働時間の確認や単価交渉など手厚いサポートを受けることができます。
デメリットとしてはエージェント側にマージン(手数料)を抜かれます。私はそれを抜かれたとしてもメリットの方が大きいと感じますが、デメリットが大きいと感じられる方は自分で探してみるのも手でしょう。
まずは以下のページでどんなエージェントがあるのか、特徴などまとめていますので見てみてください。自分に合ったエージェントが見つかりフリーランスをスムーズに始められることを心から応援しております!
